着物リメイク服の専門店FAR EAST FABRICについて

FAR EAST FABRICは着物のリメイクを通じて、
着物という素晴らしい素材や技術を後世に残せるように「日常で使える着物」をコンセプトにしています。

着物は高級な絹(シルク)が素材として使われ、上品かつしなやかな肌触りが特徴です。
またその繊細な生地は途方もない歳月をかけて仕立てられており、まさに職人の血と汗の結晶と言えます。

着物アロハシャツ

上品で粋なコーディネートが簡単に実現する

着物の生地はどれも鮮やかなものからシックなものまで様々なものがありますが、ファーイーストファブリックでは主に「紬(つむぎ)」と呼ばれる織りで作られた、落ち着いた色味の着物生地を優先的に使っています。

紬を使う一番の理由は普段お使いのパンツや靴と合わせるだけで上品かつ粋なコーディネートが簡単に実現するからです。

日常で使える着物リメイク」という理念に一番あった着物素材だと私たちは考えています。

着物アロハシャツの上品なコーディネート

着物に対する私たちの考え方

「ファッションは商いであって、芸術ではない」
シャネルのデザイナーを務めたカール・ラガーフェルドの言葉です。

着物は美しく、信じられないほど複雑で途方もない工程を経て作られています。
それは誇張もなく芸術品と呼べるものであり畏敬の念を禁じ得ません。

しかし、芸術として捉えすぎた結果、着物は自身のマーケットの範囲を狭めてきたとも言えます。

着物はガラスケースの中に入れて眺めるものではなく実際に袖を通し、触れ、見た人に「素敵だな」と感じさせるためにあるものと私たちは考え、これからも日常で使える着物を考えて製品を開発していきます。

職人が手作業で仕立て上げる

ブランド名に込めた想い

FAR EAST FABRICは直訳すると「極東の生地」です。
極東は世界から日本を見たときに表現される言葉です。

FAR EAST FABRICには日本からの視点ではなく、世界から見たとき着物はどう見えるだろうかという視点変化の意味を込めています。

着物は古来より日本人が着るために生まれた服ですが現在の私たちは圧倒的に洋服を着ています。
着物はイベントで着るものであり、日常で活躍する服ではなくなりました。

このままではいつしか着物という文化や生地そのものが無くなってしまうかもしれません。

いままでの視点だけで着物文化を守っていくのではなく、多角的な視点で着物と向き合っていきます。